自宅を出て阪神高速を使用しましたが、どのようにして生駒山脈を越えるのか興味ありました。なんてことはない、第ニ阪奈自動車道に入ったらすぐに5キロ程度のトンネルがあって、抜ければ奈良県でした。しかし、道路標識の「奈良公園」とはどこを指すのかが分からず、恐る恐る進みます。
奈良市内に入り、二輪の駐車場が準備されている「奈良県営高畑駐車場」を目指しました。高畑駐車場から大仏殿までは歩いて15分程度なのですが、途中は奈良の雰囲気が味わえる公園内の歩道を歩くことができます。鹿もたくさんいますよ!
これが噂の鹿せんべい!おばさんが売っていました。
公園を抜けるとすぐに大仏殿がありました。迷ったらどうしようと思っていましたが、その心配は無用ですね。すぐに門が分かりました。
この門をくぐると、前方に巨大な大仏殿が出現、建物の壮大さだけでかなり感動しました。これを西暦752年に、現在の建設道具もなく造ったのは本当に凄いと思います。
もちろん大仏そのものも、迫力満点です!
大仏観光の後は若草山へ登ってみましたが、少しだけ奈良風情がある場所で撮影会・・・。
大仏殿の周辺は外国人も多く観光客でごった返している印象ですが、若草山は静かでした。後で知ったのですが、若草山は別名三笠山、小学校でならった安倍仲麿の句に出てくる場所です。遠く大陸からこの山を懐かしんで詠んだ句かと思うと、感慨深いです。
若草山へバイクで上るには、民間の有料道路「新若草山ドライブウェイ」を通ります。ちなみに、この道路、逆側へ通り抜ける場合と、戻ってくる場合で料金が違います。逆側へ通り抜けるためには、未舗装部分が4,5キロありますので、戻ってきた方が無難でしょう。山頂の展望台までは、しっかり整備された道で走りやすいです。
山頂の駐車場にも鹿がたくさんいましたが、ちょっと寒そうにしてました。記念にボルドと一枚
本来であれば、「新若草山ドライブウェイ」を出口まで走って、ライダーの間で有名な「道の駅針テラス」へ寄る予定でした。しかし、既に書いたように未舗装部分を経由しないといけないので、引き返し市街地へもどり、そこから「針テラス」へ行ってみました。
針テラスへは、googleナビが示すがままに狭い県道を通って行きました。途中で対向車が急に出現することがありましたが、なかなか味がある道路でした。
針テラスに着くころ、天気が若干崩れ寒くなってきました。本当は針テラスに隣接するスパ銭で日ひとっ風呂と行きたかったのですが、帰るのがつらそうなのでやめました。ラーメンとバイク用品メーカーのクシタニが直営するクシタニカフェで暖かいコヒーを飲んで再出発しました。
帰りは、行きと違うルート、名阪国道、西名阪自動車道、阪神高速を経由して西宮まで帰りました。
これからは、関西北部は雪も積もるので、冬の間紀伊半島の未踏の場所を中心にツーリングできればと思っています。